本:『母親になって後悔してる』
衝撃的な題名の本を読んだ。
日本人によるものではなく、イスラエルの女性たちの証言をもとに書かれたもの。
社会背景の違いはあっても、書かれてある内容のどこかは、共感できたりするのではないかなと思った。
女性は、結婚をして、出産をして、母親になり…。これって、まだまだ、女性の幸せの王道として、イメージされているのではないだろうか。
あたり前だけど、子供を持てば、今までとは違い人生がガラッと変わる。
いいことばかりではないし、常に母親としての責任を果たしていかねばならない。
社会的にも、知らぬうちに、それを求められている。
『母親』からは、解放されることはない。
自分は、本当に望んで母親になったのか。
母親になったことを、後悔している気持ちがあるのに、誰が決めたのか、母親は、そういう気持ちを持たないということになっているし、わかってもらえるはずもない。
ましてや、子供たちが知ったら、どんなに傷つくか。
だから、本当の気持ちは、誰にも言えない。
本に登場する母親たちは、皆さん、真面目に子育てをして、期待される母親としての責任を果たしている。
読み終えて、すごく複雑な気持ちになった。
難しいけれど、よくある、ありきたりな価値観を押し付けることだけはしないようにしようと思った。
心の奥底では、人知れず葛藤や苦悩を抱えている人もいるのだから。
☆☆☆☆☆
今日のお昼ごはんは、ロコモコ丼でした。
昨日のハンバーグが余っていたので。
こういう丼物も美味しいですね。
夫にも好評でした。(*^^*)