母のこと
母は、7年前に、約10年程の認知症を経て亡くなりました。
父は、私が15歳の時に病死しました。
それからは、母ひとり、子ひとり。
母は、夜遅くまで働き、頑張って暮らしを支えてくれました。
私が、結婚して、今の住まいを購入するときに、母との同居を開始しました。
当時母は、『いずれは、みんなの世話になるし、それなら、一緒に住んでいたほうがいいかな』と話していました。
母は、借家に住んでいたので、自分の今後を見据えての決断だったのだと思います。
母は、64歳で、自分のこれからを決めたのです。
同居後は、母からの提案で、生活代として毎月5万円を私たちに渡してくれました。
後年、『家賃の心配がいらないのは、本当に気が楽だ』と話していました。
そして、何より、家事に子育てにと、共働きの私たちを支えてくれました。
そんな、母でしたが、78歳のときに認知症と診断されてしまいました。
* また、続きを書きますね