今だから、わかる気持ち
先日、家の中を整理整頓していた時のこと。
娘のお雛様、息子の五月人形が出てきた。
昔、子供たちの初節句の時に、母や叔父から買ってもらったものだ。
もらった当時も、もちろん嬉しかったのだが
今改めて、私が、孫たちへ送る立場になり思い返してみると、母たちは、きっとこんな気持ちで初節句を祝ってくれたのかと、胸に迫るものがあった。
それは、文字にすれば平たくて
実によく聞く言葉
『健やかな成長を願って』に尽きるのだ。
なんと説明したら良いのだろう…。
強く切に、本当にそう思う。
人形を見て、改めて母や叔父の気持ちが、有難く、とても嬉しい。
年を重ねて分かることも、たくさんあると思う。