母のこと
母とは、母が64歳の時に、私達家族が今のマンションを購入するときに、同居しました。
母は、64歳で、母なりの老後を見据えての決心だっのだと思います。
いずれは、あなたの世話になるしね…。
時々、母が、言っていた言葉です。
ほんの少し広めのマンションかな?とは思いますが、一家5人、悲喜こもごも。
よく暮らしたものだと思います。
夫も、母との同居を、直ぐに了解してくれました。
夫の母も、お母さんを大切にしてあげてね。
と、いろいろな気持ちがあったのだとは、思いますが賛成してくれました。
それから、15年、供に暮らしました。
母から、夫の愚痴や文句を聞いたことは、一度もありませんでした。
夫もまた、同様です。
これは、すごいこと。
と、思っています。
二人に、感謝しているし、二人の心がけを見習おうとよく思っていました。
なので、私も、同居にまつわるトラブルは、まるでなく過ごすことができました。
もちろん。
私も、夫も、母も、お互いにに、ほんの少しずつの気づかいは、ありました。
でも、それだけです。
母と私、夫と私、では、遠慮がないので、しょっちゅう喧嘩したりしてましたが(笑)。
まっ。それも、ストレス解消のうちだったのかもしれないです。
それにしても。
母は、64歳で、生き方を決めたのです。
私は、もうすぐ当時の母の年齢になります。
私は、今のところ、母のように先を見透すことも出来ず腹もすわってません。
年を重ねて、母のあの頃がわかるようになりますね。
母と私の人生は、比べるものでもないのですが、正直、母に追いつけてない感じです。
私は、まだまだです。