4月ですね / 絵本 :『セミ』
はやいもので、今日から4月。
今年も1/4が終わったことになる。
日々が過ぎてゆくのが、とても早いと感じる。
そんなことを思っていると
よくわからないのだけれど
なんでだか、焦るような気持ちになってくる。
落ち着いて。
落ち着いて。
なるべく自分のペースで生きよう。
☆☆☆☆☆
先日、NHKの読書の番組で
Aマッソ加納さんが紹介していた絵本『セミ』を読みました。
ほんの少しの可愛らしさもあるけれど
全体の印象は
ダークで、怖さがあり
やりきれない気持ちになるし
けれど
思わず
自分を顧みることをしてしまうような
そんな絵本でした。
きっともう読まないと思いますが
きっと忘れないと思う。
そんな絵本でした。
セミは、サラリーマン。
ニンゲンと働いている。
セミは、17年真面目に働き、定年となるが
誰にも見送られないで会社を辞めた。
そして
圧巻の最後です。
後味の良い本ではないです。
でも、いろいろ考えさせられました。
もし、これから読まれる方は
心丈夫なときに
読んだ方がよいかなと思います。