本 : 『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を読みました。
佐藤愛子さんの本を読みました。
(装丁の絵がいいです(笑))
いつもながら佐藤愛子節は、変わらず、読むと気持ちがスカッとします。
思わず笑ってしまったり。
一緒に怒りたくなったり。
ほろりとしたり。
そして。
いちいち、いろんなことをクヨクヨ気にしてられない!そんな気持ちにさせてくれます。
粋というか、懐の深さ、優しさ、いろいろな気持ちを感じさせてくれます。
老いとの向き合い方も、正直に書かれている感じがして、なんだかホッとしました。
イキイキ、積極的で、活動的で、朗らかでオシャレで若々しい。
最近の素敵な高齢者像…かな?
確かに素敵、そう有りたいと思う反面、なんだかちょっと疲れます。
自然体で老いていきたいなぁ。
と。思います。
それでいいな。
それがいいな。
そう思わせてくれる本でした。