『みちのく いとしい仏たち』を見に行く
東京ステーションギャラリーで開催中の
『みちのくいとしい仏たち』を見に行った。
江戸時代、北東北の暮らしの中で人々に大事にされてきた仏像、神像が展示されていた。
素朴でユニークでどこか可愛らしくて、人々に寄り添ってきたのだろうなということがわかる。
作り手も、仏師ではなく、大工や民間の人が手がけたものばかりである。
きらびやかでも端正でもない木像は、親しみと暖かさで出来上がっている。
生活をともにして、辛いときに、人々の拠り所になってきたに違いない。
そういうものを求める気持ちは、誰にもあるものだ。
昔の人も、祈る気持ちとともに、皆、頑張って生きてきたんだなぁ。
そう思うと心が熱くなった。