ほんとうに嬉しかったことは忘れない
今日は、仕事のことを書きます。
たぶん、長くなります。
私が、30代後半の頃のこと。
私は、異動で新しい部署で働くことに。
異動先には、私と同い年の女子が、長くその部署で仕事をしていました。メインスタッフは、その彼女と私と、あともう1人。
彼女のことは、好きでも嫌いでもないけれど、仕事の仕方は私とは違うなと感じていました。
彼女は、その仕事が好きで一生懸命に、働いていました。
皆さんからの、信頼も厚く、ナンバーワンとして頑張っていました。
新参ものの、私は、いろいろ思うところは、あっても、新しい仕事を覚えるのに必死。
それに、すでに彼女あっての職場になっていて、言い方は、悪いのですが、従うしかないと思いました。
彼女のやり方が、悪いわけではないので、私は、ひたすら仕事を覚え、彼女をフォローするような姿勢で、仕事をすることに徹しました。
なんというか、その領分から、はみ出ないように、細心の注意を払いました。
それは、私にとってかなりエネルギーのいることでした。
この仕事ぶりで、私は、たぶん彼女からの信頼も得たのだと思います。
時は流れ、やがて彼女が異動することに….。
その後、私がリーダー?として働くことになりました。
2~3ヶ月過ぎたころでしょうか。
ある日、だいぶ上の上司から言われたのです。
『やっぱり、今までずっと2番で、頑張っていてくれたんだね。実は、○○さん(私のこと)がリーダーで大丈夫かな?
なんて、ちょっと心配してたけど、まったく大丈夫だね。全部任せられるね』
と、言ってもらえたのです。
私が、頑張っていたところ(2番でいる)を、言葉で言ってもらえて、すごく嬉しかったのです。
見てる人は見ていると、頑張りが報われた思いでした。
その後、私は、俄然やる気が出て、次の異動までは、ほんとうに充実した気持ちで、仕事に臨めました。
一番頑張っているところを、言葉にして伝える大切さも教えてもらいました。
私の忘れることのない、嬉しかった思い出です。
やっぱり、長くなっちゃいました。
読んでいただきありがとうございました。