体操の日 / 本:田村はまだか
週に1度の体操の日。
かれこれ、10ヶ月くらい通っている。
これくらい通うと、参加者とは、顔馴染み感が出てくる。
簡単な挨拶くらいしかしないけど、人と挨拶をするってよい感じだなと思う。
ストレッチや筋力アップの体操を先生に添って行う。
だいぶ肩も上がるようになってきたし、階段が楽になっていると思う。
効果があると嬉しいし、モチベーションになっている。
☆☆☆☆☆
朝倉かすみさんの『田村駅はまだか』を読んだ。
深夜のバーで、小学校のクラス会の三次会。男女5人は、40歳を迎えている。
皆で、田村を待っているという設定。
田村は、なかなか個性的で印象深い人物。
彼を待つ間に、語られていく、クラスメートたちの、今までの人生のこと。
若くはなく、かといってそれ程年齢を重ねているわけでもない。
40歳の彼等が語る悲喜こもごも。
ドラマチックではないけれど、その人なりに印象深い出来事がある。
大袈裟でないから、親しみを感じたのかも。
40歳、人生の深みが増し始めるころなのかもしれない。