日々のひとこと日記

60代主婦。日々の思いを綴っていきます。

娘、頑張れー。

            


ちょっと遠くに住む、娘夫婦から、地元の果物、野菜が送られてきました。

嬉しいことです。

みずみずしくて美味しかった!


この夏、コロナ感染が拡大したので、娘たちと会うのは、止めにしました。

孫も3カ月になった頃。

娘は、育児に奮闘中です。


「頑張れー!」と、毎日、エールを送っています。

夫は、在宅ワーク中だから

コロナ禍で、夫は、在宅ワーク中です。


広くはないマンションの一室を仕事場にしています。


私は、仕事を辞めて、主婦をしているので、

夫とは、1日中ずっと一緒にいます。


以前は、夫は会社通勤でしたから、私は、仕事が休みのときは、家での独りの時間を満喫していました。

誰もいない、独りの時間はすごく大切。

解放感と、自由な感じが、疲れを癒してくれます。


夫とは、よく小さなケンカ(一方的に私がブーブー言う)をするけれど、まあまあ仲良しな

かな。


だけど。


私は、突然、「今日は、ちょっと出かけます」なんて言って、時々、独りで外出して、カフェでお茶するんです。

そうすると、やとぱり、ものすごーく癒されるんですよね。


これからも大事にしようっと、独り時間♪

母のこと③

母の病状は、どんどん進みました。

私の職場に、突然、だらしない服装でやってきたり、警察から、近所のお店から、様子がおかしいと、母のことで職場に電話がくるようになりました。


有り難いことに、家族は、私や母に対して、協力的でした。

ですが、これ以上の負担を家族にかけられないと思いました。働きながら母をみるのは、限界でした。私は、仕事を辞めました。


認知症は、心身ともに母を蝕み、介護開始から2年目には、要介護5になり、母は、生活の全てに介助が必要となりました。

食事、排泄、着替えや歯磨き…。

くる日もくる日も、母の世話に追われました。

デイサービス、ショートステイ、訪問診療、

最後の3年間は、特養ホームに入所しました。

医師、介護士、ケアマネ…、本当に多くの人に助けてもらいました。

皆さんに、感謝、感謝です!


介護後半では、母の問題行動は無くなりましたが、同時に、私を娘だという認識も無くなりました。

ですが、私も、その頃には母が穏やかであれば、それだけで良いという心境になっていました。

時々みせてくれる、母の無邪気な笑顔や澄んだ瞳を、何度も愛おしいと感じたものです。


母の介護を通して、幾度も、母の人生の軌跡を辿ったように思います。

母と、話しこそできませんでしたが、介護を通して、母との関わりをたくさん持つことができました。


母の介護も終わりに近づいたある日、母のオムツを換えていると、ふいに、私は、『母からとても大切にしてもらった』ということを、心のすごく深いところで実感することができました。

しっかりと、母からのメッセージを受け取ることができたと思っています。

母からの最高のプレゼントでした。