父の墓参りへ
父の命日が近いので墓参りに出かけています。
父は、私が15歳の時に亡くなったので
かれこれ49年になります。
ずいぶんと月日は流れたものです。
父は、半年程の入院、闘病の末に亡くなったのですが
あの頃の、私の悲しみと動揺ったら半端なかったです。
人って、どんなに頑張っても
ああして病気で苦しみ死んでいくのだ
なのに、なぜ生きていく意味があるのだろう
という考えに、頭の中が占領されてしまい
花の高校生活だったはずなのに
見た目は、明るくしていたけれど
心の奥底は、真っ暗な気持ちでした。
誰にも、本当のことは言えず。
母も、すごく傷心していたし、生活を立て直すのに必死。
母は、父の死後、直ぐに働きに出始めました。
そして、お互いにに、亡くしたものが違うという決定的な事がある。
母は、夫を、私は、父を亡くしたということ。
あの辛かった頃に、それをバネに出来るような強さが私にあれば…
または、そう思わせてくれるような出来事や人に出会っていたなら…
また、人生は、変わっていたかもしれない。
そんなことを、何度か思いました。
その後、ゆっくりと時間をかけて
心の傷は、だいぶ癒えたけれど…。
いろんな気持ちをかかえて生きていく
これが、人生というものなのかなと思っています。
あっ。大事なこと書いてない。
父には、ずいぶんと可愛がってもらいました。それで、充分です。
父さん、ありがとうね!
・・・なんだか、いろんなこと思い出しちゃいました。
私の独り言、聞いてくださりありがとうございます(*^^*)
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ただいま、新幹線で移動中です。
お墓参り、行ってきます。