ほっこりする思い出
今日は完全に独り言のようなブログです。
小学校の高学年の頃
T君という男の子がいて
どちらかというと硬派
とても小柄なんだけど
走るのが早くて
でも、あんまりめだたないタイプ
で、そのT君が
クラスでたまに開催されるお楽しみ会で
いつも、ソロで歌ったり
リコーダーやハーモニカで演奏してくれる。
よく覚えてるのが
タイガーマスクのエンディングの曲
ハーモニカで吹いてくれて
切なくもの悲しい曲が
教室中に響きわたり
子供心にも、素敵に沁みて
私は、T君のセンスに
一目おくようになりました。
時は少し流れて
中学校の時も
T君と一緒のクラスになることがあり
ある日の国語の授業の時
私は、T君の斜め後ろの席で
T君は、その日、何故か輪ゴムを持っていて
くるくる手に巻いてみたり
いろいろしていたのだけど・・・。
そんな時、教室には、一匹のハエが飛んでいて
何を思ったか、T君は、輪ゴムをくるくると指に巻き付け
人差し指で、ハエを狙うと
輪ゴムを飛ばし
なんと、なんと
輪ゴムは、ハエに命中したのだ。
教室に、一斉に喚声と拍手がわき
国語の先生も一瞬、ハッとして驚いていたっけ。
T君は、思いきったことをするわりに
相変わらずシャイで
拍手に頭をぽりぽり掻いて応えていた。
それにしても
授業は、ちょっと退屈だったから
私だけでなく
みんなもT君を見てたのね(笑)
なんだか今日は、こんなことを思い出して
ほっこりしてしまった。
T君、どこかで元気にしているといいな(*^^*)
いい思い出って、心が癒されるわー。